2011年07月22日

ダイエットと体重 その3 (Yoko)

こんにちは Yokoemoji52 です


体重だけでは体型の太っている・痩せているは一概に判断できない
というわかりやすい例がすごく身近にありましたのでご紹介しますface22




この2頭は体高・胴の長さともほぼ同じサイズです


胴周りは
 emoji33 31.0cm


 emoji35 26.5cm

 
一見してどちらのほうが体重が重いと思いますか?

普通に考えたらですよね


でもこの2匹の体重は

emoji33左  2.38kg
emoji35右  2.48kg

細いの犬のほうが体重は重いのです


「体重が重い」といっても、数値が少なすぎて分かりにくいですか?
人間の体重に置き換えてみると・・・

例えば20倍にして計算すると

emoji33左  47.6kg
emoji35  49.6kg

たった2キロの差ではありますが、それでも
右の細い犬のほうが体重は重いのです

何故か?
身体を触ってみるとすぐに分かります

左の犬は脂肪が多くてお肉をしっかり摘めてしまうのですが
右の犬は筋肉と脂肪がほど良いバランス体型をしています


お散歩をしていても

emoji33左の犬はほとんど走ることはなく、お散歩途中で疲れて座り込んでしまう
こともしばしまですが
emoji35右の犬は歩くスピードがとても早いし、広場ではとてもしなやかに全身を使って疾走します


つまり、普段からしっかり筋肉を使っている方は余分な脂肪がなく、引き締まった身体をしているので
一見するととても細く見えるのですが、脂肪よりも筋肉のほうが重いので、体重は重くなるのです。
いわゆる細マッチョですね

逆に普段あまり動くことを好まない方は、同じ食事量でも身体を動かさないので筋肉が発達せず
脂肪が消費されないので、筋肉よりも軽い脂肪が沢山あって、体重は軽いのです

でも、体重が軽いからといってスマートではありませんよね
それにどちらが身軽かといえばやはり体重や重くても細マッチョな右の犬のほうが断然身軽です


これは人間でも同じことが言えると思います

いくら体重があるといっても、筋肉と脂肪のバランス比で筋肉が多ければ、
当然体重は重くなるのです
そして重いからといって動きが鈍いかというとそうではなく、筋肉がしっかりとある分、
しなやかに、身軽に動くことができるのです

逆に脂肪が多ければ、比較すると体重は軽くなりますが、体を動かすための筋肉が不足していれば
しなやかに、身軽に動くことも難しくなってしまいます

また、筋肉が多ければそれだけ基礎代謝も上がり、同じ動きをしても消費エネルギーが高くなるので、
脂肪も燃焼しやすい。つまりダイエットしやすい身体になります!


3回にわたって、「ダイエットの判断基準は体重ではない!」ということについて
お伝えしてきましたが、いかがでしょうか?

ぜひ「体脂肪率」を意識して、単純に体重を落とすのではなく、筋肉をつけて脂肪を落とす
ことを意識してみてくださいface22


Yokoemoji52  


Posted by yoko・jun at 23:39Comments(0)Yoko レッスン